2013.07.07 Sunday
ANDREAS GURSKY | アンドレアス・グルスキー展
友人に誘われ、 アンドレアス・グルスキー展に行ってきた。
そもそも日常な風景写真はそんなに好きではない私は、そんなに期待もしていなかった。
彼の作品は日常の場面を切り取ったものが多い。
しかし、その視点、画角は普段私が目にしないだろう別角度からの視点、日常の非日常化と言った感じだろうか。
5mにも及ぶ大きな写真。
それがまったくぼけのないパンフォーカスで力強く迫ってくる。
その強さに全て見終わるころにはクタクタになってしまった。
彼の作品の凄いと思ったところは全ての画角や色にいたるまで、精密に計算されているということ。
写真の中の全てのものが、過不足なく美しく強くそこに存在している。
いくつか航空写真があるのだが、その海の深さの美しさ、白波の美しさに心奪われた。
栃木県のニュートリノ観測装置、カミオカンデの写真があったのは意外だったが、
これを見れたのが別の意味で個人的にちょっと嬉しかった。
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